初心者がScratchでリレープログラミング(第3回)

(2021.8)

新しい学習指導要領で必修となった「プログラミング教育」。
言語能力と並ぶ学習の基盤となる能力である「情報活用能力」を育むことを目指すものです。


そこで、ふだん教材や教具の企画・制作に関わっているメンバーのうち数人が密かに集まり、プログラミングを学ぶサークルを結成したそうです。
なんと、全員が「プログラミングまったく初めて」という人ばかり。
教育現場でも活用されている「Scratch(スクラッチ)」を使って、リレー形式でプログラミングを体験していくそうです。


今回は、その3回目の活動を取材しました!

こんにちは!
プログラミングサークル3回目の活動をされたと聞いて、やってきました。
どうぞよろしくお願いします!

こんにちは。
BPC(文溪堂プログラミングサークル)のRでございます。
BPCとは、プログラミング初心者5人が集まって結成したサークルです。
みんなでプログラミングを体験しながら学んでいます。

前回の「背景を動かす」プログラム、なるほどなーと思いました。面白かったです!
3回目は、どんなことをしたのですか?

前回の活動時にサークルメンバーの意見交換の中で出された課題をもとに、プログラムを改善しました。
ちょっとした遊び心もプラスして、新しい機能も使ってみたのですよ!

それでは、活動記録を紹介します。

初心者たちが「Scratch」を使ってプログラミングをしたらどうなるか・・・?
温かい目で見守っていただけると幸いです!

【モンシロチョウが飛びまわる】
初心者がScratchでリレープログラミング 第3回目

BPC活動ルール

1 テーマをみんなで設定する。
2 1回目の担当者がたたき台を作る。
3 たたき台について意見交換し、改善の方向を見出す。
4 次の担当者が改善案を作る。
5 改善案について意見交換し、さらに改善の方向を見出す。
6 以下、4→5の繰り返し。

第3回目活動記録(担当:R)

文溪堂プログラミングサークル(以下、BPC)のRでございます。
おかげさまで大好評いただいているリレープログラミング、3人目を担当することになりました。
よろしくお願いします。

早速、第2回で出た課題について、今一度確認します。

① キャベツの葉があおむしに触れたら消える仕様にしたい。

② 葉のスプライトを1つにしたことによって「大きさを150%にする」プログラムが機能しなくなったのを修正したい。

③ 画面と平行に動いていた棒が、他を修正したことで「斜め」に降ってくるようになったものを直したい。

④ 蝶を飛び回るようにしたい。

以上4点の課題の修正と、ちょっとした遊び心もプラスしてリミックスしました。

修正点①について
→「葉があおむしに触れたなら」という条件を追加したことで1回目は消えた。本来は2回触れたら消えるようにしたかったが、できなかったので最終的に時間にした。

修正点②について
→これも①と同様に条件を追加することで、順々に大きく成長する様子を表現した。

修正点③について
→「コスチューム」にてイラストを中央に修正し、表示位置の座標を調整した。

修正点④について
→Scratch上にたくさんの作品がアップされているので、何か飛び回っている作品を検索しては「中を見る」を繰り返しプログラムを組んだ。

さらにプラスして
「背景」の色を変更するプログラムを組み、時間の経過を表現した。

修正点④の際には、「バックパック」という機能が役立ちました。

バックパック(Backpack)とは、Scratch 3.0の機能の一つである。これは、エディター内でスプライトやスクリプトなどをドラッグ&ドロップで簡単に保存・コピーできるものである。同プロジェクト内のスプライトをまたいだコピーはもちろん、プロジェクトをまたいだコピーも可能である。バックパックには、ステージを除くすべての要素をコピーできる。

(Scratchwiki参照)https://ja.scratch-wiki.info/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF


つまり、バックパックとは、他のエディターの作品の一部を拝借できる機能なのです。
もちろん、取り込んだプログラムを再び修正することもできます。
(※ この機能を利用するにはログインが必要ですのでご注意ください。)

でき上がった作品は、こんな感じです。

※ 実際のプログラムはこちらからご覧いただけます。
https://scratch.mit.edu/projects/550937058/

第3回を担当して感じた事は、何といっても「習うより慣れよ」の考え方が大切だということです。
今回初めてScratchで作品を作成しましたが、まずは手探りでもプログラムを組んでみることが、上達への近道かもしれません。


試行を重ねて一つずつ改善し,意図した動作に近づけるという過程こそ、まさにプログラミング的思考ですよね。今回に限らず、新たな作品にも挑戦してみようと思います。

完成した作品をサークルメンバーに紹介したところ、次のような意見やイメージが出てきました。

 ・もっと「背景」を色々変更できそうかも。
 ・新たに「音」を追加してみたい。
 ・ストーリーをさらに発展させてみたら面白い!
 ・カーソルで操作できるようにしてみたら?

私も色々な想像を膨らませながら作成しましたが、サークル内で話し合うと、ますますイメージやアイデアが広がって楽しいです。

さて、次回(第4回)の担当は、我らがサークル長のKさんです。
今回の意見交換を踏まえてさらに作品をバージョンアップさせていきますよ。乞うご期待!


◆ 初心者がScratchでリレープログラミング

▶︎第1回目【あおむしを動かす】
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/1297

▶︎第2回目【背景を動かす】
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/1375

▶︎第3回目【モンシロチョウが飛び回る】
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/1477
 ←本記事

▶︎第4回目【音楽を付ける】
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/1680
 

▶︎第5回目【そして、バトンは渡された】
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/1779

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