ヒマワリ・ホウセンカ栽培日記(3)
(2022.11)
理科教材の編集部では、授業で扱う生き物の栽培や飼育、実験等を行なっています。
今回栽培しているのは、ヒマワリとホウセンカです。
順調に育っていたところで、突如、大事件が発生したとか‥‥
一体、どういうことなのでしょう?! さっそく詳しい話を取材しました!
こんにちは!
今日もどうぞよろしくお願いします!
さて! 早速ですが、何か大事件が起きたと聞きました。
一体ぜんたい、何があったのでしょうか?
こんにちは!編集部の理科チームです。
私たち理科チームでは、
「自然の事物・現象を自ら体感していくことで、制作する教材の質の向上に繋げたい!」
という思いから、教材の企画・制作業務の傍ら、理科の授業で扱う生き物の栽培や飼育、実験等を行っています。
はい‥‥そうなんです。
実は、大変なことが起きてしまって。
まずはとにかく、詳しい様子をご覧ください。
はい!どうぞよろしくお願いします。
とっても心配です。
ヒマワリ・ホウセンカ栽培日記(3)
★7月7日(木)
最高気温 34.5℃
前回、プランターへの引っ越しを無事に終えたホウセンカ・ヒマワリ。
日差しも強くなり、 ぐんぐんと背丈が伸びてきました。
葉の大きさは、大人のてのひらほどです。
長さは15cmくらいですね。
ホウセンカも、葉がたくさんついてきました。
上から見ると、葉に日光がよく当たるように、他の葉と重ならないように葉がついているのが分かります。
植物も、生きていくための工夫をしているんですね。
★7月15日(金)
最高気温 27.2℃
プランターがヒマワリ、鉢がホウセンカです。
「ヒマワリ」というと、自分の背丈をぐんと追い越して花がさくイメージでしたが、どうやらこのヒマワリは、コンパクトサイズだったようです。
背丈は低いヒマワリですが、つぼみらしきものができてきました。
早く花が咲いてほしいなあ‥‥
ホウセンカも、葉がしっかりとついてきました。
こちらは、まだ、つぼみが見られません。
もうちょっと大きくなるのかな。
★7月20日(水)
最高気温 33.8℃
すくすくと成長していると信じて疑わない私たち。
3連休明けの19日(火)は雨だったため、水やりをしませんでした。
20日(水)の朝、水やりに行ったUさんが、
「衝撃的なことが起きました‥‥。私が説明するよりも、ちょっと見に行きませんか」
と言うので、みんなでプランターを見に行きました。
すると‥‥
数日前までワッサワサについていた葉が、1枚もない‥‥
ホウセンカの葉だけ、きれいになくなっています。
な‥‥何が起きたんだ???
気を取り直して、ホウセンカをよく見てみると‥‥
いました!
こいつが犯人です!!
何かの幼虫らしきもの。
調べてみたら、セスジスズメというガの幼虫で、とっても食欲旺盛なんだとか。
とりあえず、葉のないホウセンカにくっついていた幼虫は、全員、身柄確保→強制排除です。
でも、このホウセンカ、この後どうしましょう‥‥
★7月22日(金)
最高気温 32.9℃
まるはだかになってしまったホウセンカ。
もはやこれまでか‥‥と、なかば諦めの境地でしたが、いろいろ調べてみると、また葉がつき、復活するという情報を見つけました。
一縷の望みにかけて、防虫の薬剤を散布し、
ホウセンカの再生を待つことにしました。
シュッシュッシュッ。
ついでに、被害のなかったヒマワリにも散布しておきます。
シュッシュッシュッ。
こちらも、まだ咲かないなあ‥‥
うわ〜〜〜〜〜!
ムシがついちゃいましたか!!
これはショックでしたねえ!
そうなんですよ!
葉っぱが根こそぎ食べられてるのを見たときは、本当にびっくりしました。
‥‥あ、いや。あの、
根は、食べられていないんですが。
あはは。根は無事でよかったです!
それはそれとして、このあとホウセンカがどうなったのか。
ヒマワリは咲いたのか。
続報を、ドキドキしながらお待ちしています!
はい!
引き続き、栽培の様子をお知らせしていきますね。
次回も、どうぞお楽しみに!!
ヒマワリ&ホウセンカ栽培記録
▼第1回目
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/2181
▼第2回目
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/2249
▼第3回目
本記事
モンシロチョウ飼育の記録▼こちらです!
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/1101
ヘチマ栽培日記▼(1)
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/1250
▼(2)
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/1405
▼(3)
https://kyouiku.bunkei.co.jp/archives/1597