ヘチマ栽培日記(1)

(2021.6)

理科教材の編集部では、授業で扱う生き物の栽培や飼育、実験等を行なっています。
今回は、ヘチマの栽培が始まったそうです。
さっそく詳しい話を取材しました!

こんにちは!
前回はモンシロチョウ飼育の記録、とても面白かったです。
ありがとうございました!

今日は、新しい取り組みが始まったと聞いてやってきました。
どうぞよろしくお願いします!

こんにちは!編集部の理科チームです。
私たち理科チームでは、「制作する教材の質の向上に繋げたい!」という思いから、理科の授業で扱う生き物の栽培や飼育、実験等を行っています。

今回は、ヘチマを栽培しています。

わあ!ヘチマですか!
何か、ねらいをもって栽培しているんですか?

はい。
栽培を進めながら、ヘチマの成長と気温との関わりを調べたり、結実の実験をしたりしたいと考えています。

先日やっと芽が出たところなので、種まきから発芽までの記録を紹介しますね!

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ヘチマ栽培日記(1)

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★4月19日(月)
気温18.9℃ 種まき


天気は快晴。絶好の種まき日和となりました。
肥料の入った土を近くのホームセンターで購入。土入れを若手男性社員が買って出てくれました。
(実はこのときぎっくり腰だったとのこと…)


プランター1つにつき3箇所、それぞれ3~4粒ほど種をまきました。
最後に水も与えて、この日の作業は終了です。

★4月20日~5月7日


毎日水やりをしながら様子を見ていたのですが、ゴールデンウィークを挟んでも、まだ発芽しませんでした。

発芽しない間、理科チームでは
「発芽してた?」
「まだです」
というやりとりが日常となっていました。

★5月10日(月)
気温25.4℃ 発芽


ついに発芽しました!
暖かい日が続いたことで、発芽の条件(空気・適度な温度・水)が満たされたのだと思います。
これから暖かくなって、ぐんぐん成長していくのが楽しみです。

無事に発芽してよかったですね!
そして、ヘチマもやっぱり最初は「双葉」が出るんですね。アサガオと同じですね!

はい。
ヘチマもアサガオも「双子葉類」なので、最初は2枚ペアになった双葉が出てきます。

ちなみに、発芽して最初に出る葉のことを理科の学習上「子葉」と呼ぶのですが、植物には、子葉が1枚の「単子葉類」と、子葉が2枚の「双子葉類」とがあるんですよ。

へえ〜!そうなんですね!
子葉が一枚の植物には、どんなものがあるのですか?

たとえば、トウモロコシは単子葉類ですから、子葉が1枚です。

以前の教科書だと、発芽して最初に出る葉のことを全般に「双葉」と表記することもあったのですが、植物は「双葉」が必ず出るというわけではないんですね。

なるほど!面白いですねー!!
これからヘチマが育っていくの、とっても楽しみです。

暖かくなるにつれ、一気に成長していきますよ〜!
引き続き、栽培の様子をお知らせしますね。

やった!どうぞよろしくお願いします。

ではでは・・・次回も、乞うご期待!


ヘチマ栽培日記

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