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全国的な学力調査に関する専門家会議(第7回)

(2022.12.5)

○令和4年12月5日に、全国的な学力調査に関する専門家会議(令和3年4月8日~)の第7回目が開催されました。

○今回の議題は以下の3つでした。

(1) 令和5年度全国学力・学習状況調査の概要について
(2) 令和5年度全国学力・学習状況調査 質問紙調査について
(3) 令和5年度全国学力・学習状況調査 質問紙調査項目について<非公開>

○議題(1)では、令和5年度における全国学力・学習状況調査の実施日と内容につき、事務局から説明がありました。

・令和5年の実施日は、4月18日(火)。

・実施する教科は、国語、算数/数学、英語(中学校のみ)。

・中学校の英語は、3年に1度調査することとなっており、令和5年は、平成31年に次ぐ2度目の実施となる。

(文部科学省HPより)

○中学校英語「話すこと」の調査は、MEXCBTを利用し、オンラインで行われます。

・ネットワーク環境などを考慮し、4月18日(火)〜5月26日(金)の期間における分散実施となります。

・全国の全中学校に通う、約100万人の生徒が「話すこと」の調査を受ける予定です。

・4月18日の調査当日に「話すこと」調査を実施する学校は、文部科学省が抽出した約500校。期間内の実施校は、約9000校となる見通しです。

○令和5年度の質問紙調査のテーマは、「英語、国語、学習指導要領、自己肯定感・規範意識等、部活動」となる予定だそうです。

・質問紙調査のテーマは、平成29年度の専門家会議において行った調査項目の精選に基づいて決められています。

・具体的には、上記のテーマを踏まえつつ、次期教育振興計画に向けた検討状況や、教育環境の変化の関係を把握する観点から、ウェルビーイングや、GIGAスクール構想に関連したICT活用状況などの項目を盛り込んで構成することとなるそうです。

○児童生徒質問紙検査は、人数に上限を設けつつ、希望する小中学校では、オンラインでの回答が可能となります。

・小学校では、最大80万人までがオンライン回答可能です。(MEXCBTは利用しない。)

・中学校では、最大20万人まで、MEXCBTを利用したオンライン回答が可能です。

・希望のない小中学校においては、従来通り、紙での調査となります。

(文部科学省HPより)

 

▶︎当日の配布資料
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2021/mext_00056.html

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