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全国的な学力調査に関する専門家会議(令和5年4月20日~)(第7回)、全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ(第3回)合同会議

(2024.7.8)

○令和6年7月8日に全国的な学力調査に関する専門家会議(令和5年4月20日~)(第7回)、全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ(令和5年4月28日~)(第3回)合同会議が開催されました。

・議題は以下の1件でした。
(1)令和7年度以降の全国学力・学習状況調査のCBT化の方向性について

○主な配布資料は次の2種でした。
いずれも、令和6年3月19日に開催された、全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ(令和5年4月28日~)(第2回)における検討を踏まえ、令和8年度以降の調査に関する内容を中心とした加筆修正が行われたものです。

・【資料1】令和7年度以降の全国学力・学習状況調査のCBTでの実施について(案)【概要】
・【資料2】令和7年度以降の全国学力・学習状況調査のCBTでの実施について(案)

○冒頭に事務局より、新たに加筆された令和8年度以降の実施に関する内容を中心とする説明が行われました。

・令和9年度より、全国学力・学習状況調査は全面的にCBTヘ移行する。

・中学校では、令和7年度に理科、令和8年度に英語(4技能)を先行してCBT実施。いずれも3年に一度の調査であり、一度に多くの情報を得る必要があることから、CBTの特性が活かせるものと期待される。その後、令和9年度より、先行実施した2教科での知見を踏まえて国語、数学もCBTで実施する。

・小学校では、教科を限った先行実施は行わず、令和9年から全面実施とする。これに向けて、令和6年度経年調査(PBT、CBT併用)の回答状況についての分析結果や、令和7年度からの中学校での実施状況を踏まえて、問題作成やインターフェイスの設計などを検討し、環境整備を進める。

・小・中学校とも、各教科の調査がCBT化される前年には、MEXCBT上にサンプル問題を掲示する。
具体的には、問題のメッセージ性よりも、CBTのメリットを感じられると共に実際の操作感を体験できるようなものを予定。円滑な移行のため、現場で何度も練習していただけるものとする。同時に、各自治体にて具体的な質問や練習ができる研修会を実施していく。

○全国学力・学習状況調査のCBT化に向けた具体的な工程表の案が示されました。

(文部科学省ホームページより)

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