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質の高い教師の確保特別部会(第3回)

(2023.8.28)

○令和5年8月28日に質の高い教師の確保特別部会(第3回)が開催されました。

・本特別部会は、令和4年に実施された教員勤務実態調査の結果を踏まえて令和5年5月22日に文部科学大臣より諮問された「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について検討するため、中央教育審議会初等中等教育分科会の下に設けられたものです。

・座長には、千葉大学 教育学部 貞広斎子教授が就任されています。

○本部会は、令和5年6月16日に閣議決定された骨太の方針にて「教職の魅力向上等を通じ、志ある優れた教師の発掘・確保に全力で取り組む。〜(中略)〜2024年度から3年間を集中改革期間とし、スピード感を持って」と明記されたことを受け、その具体的な内容を示すことを目的としています。

・主な検討事項は次の3点です。
(1)教師の勤務制度を含めた、更なる学校における働き方改革の在り方について
(2)教師の処遇改善の在り方について
(3)学校の指導・運営体制の充実の在り方について

・検討事項について、全体としては、令和6(2024)年の春頃に方向性を示すこととなっていますが、令和5年6月26日に開催された第1回目の会議において、特に(1)働き方改革の取組など直ちに取り組むべき施策について先立って整理を行い、緊急提言を発信することとなりました。

○今回の会議では、前回の会議で委員から提出された意見に基づいてまとめられた緊急提言「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)(案)」について検討、確認されました。

・議論の中では、「教員の働き方改革の本質が授業改善、指導力の向上であることが知られていないのではないか」という意見や、「「学校・教師が担う業務に係る3分類」を徹底する以前に、3分類自体が知られていない実態がある。周知に努める必要がある」という意見が出されました。
また、荒瀬 克己 部会長代理(独立行政法人教職員支援機構理事長)からは、「3分類は、まずここから始めましょうというスタートライン。それを共有するところから始める必要がある」との指摘がありました。

○「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)」が、貞広部会長から文部科学大臣へ提出されました。

文部科学省ホームページより(https://www.mext.go.jp/content/230828-mext_zaimu-000031605_2.pdf)

▶︎関連リンク

教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/099/mext_01551.html

経済財政運営と改革の基本方針2023
https://www.cao.go.jp/press/new_wave/20230626.html

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