【高学年】高学年の教材提示とその準備や共有の工夫

授業実践 第六学年 ―アナログとデジタルを活用した授業―

 本稿では、アナログとデジタルの特徴を理解した上で、それぞれの教材提示の方法で二つの授業を行った。

実践①

主題名

すがすがしい心で A[正直、誠実]

ねらい

手品師が男の子との約束を果たそうとした思いについて話し合うことを通して、自分の良心に従って生きることの大切さについて考え、誠実に明るい心で生活しようとする態度を育てる。

教材名 「手品師」(出典「新しい道徳6」東京書籍)

 本教材の提示は、紙の教科書を用い、教師の読み聞かせで行った。また、画像を印刷して場面絵として用いるという教材提示を行った。
 この方法を選択した意図は、本教材はフィクションであり、効果音が必要な話でもないと考えたため、紙の教科書で十分に効果的な教材提示ができると判断したからである。

導入1.本時の学習内容について知る。
展開2.教材を読み、話し合う。
◎手品師はなぜ大劇場ではなく、男の子の前で手品をすることを選んだのでしょう。
〇手品師は、男の子の前で手品をしながら、自分の決断をどう思っているでしょう。
3.教材での学びを基に、自己の生き方を考える。
あなたは、どのようなことを大事に考えて、決断ができる人間になりたいですか。
終末4.本時の学習で考えたことをまとめる。
●学習指導過程(実践①)

実践②

主題名

動物のいのち D[生命の尊さ]

ねらい

殺処分される犬の現状を知ることをとおして、動物のいのちを大切にするとはどういうことなのかを考え、かけがえのない生命を大切にしようとする心情を育てる。

教材名 「ある犬のおはなし」(出典「新しい道徳6」東京書籍)

 本教材の提示は、デジタル教科書内の音声付きスライドを視聴することによって行うという教材提示を行った。
 この方法を選択した意図は、本教材はドキュメンタリーであるため、よりリアリティーがある動画がよいと考えたからである。また、BGMによって殺処分の悲惨な現状がより心に響くと考えた。

導入1.殺処分について知る。
展開2.「ある犬のおはなし」を読み,話し合う。
◎お話を読んで,動物の命についてどんなことを考えましたか。
3.身近な生き物の命について考える。
○私達は動物の命とどのように向き合っていけばよいのでしょうか。
終末4.本時の学習で考えたことをまとめる。
●学習指導過程(実践②)
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