【C[公正,公平,社会正義]】道徳的価値を深める「仕掛け」を生かした授業

主な学習活動と発問 予想する児童の反応◇指導上の留意点
導入1.仲のよい友達を想起させる。
○仲のよい友達を思い出しましょう。その子が喜ぶことをしてあげたいと思いますか。なぜ,そう思うのですか。
展開2.教材を読み,話し合う。
◎すぐに返事ができなかったときの「ぼく」の気持ちを考えましょう。
しゅんやさんのことを考えている
・仲よしだし,貸してあげたいな。
・誰にも分からないから,貸してもいいかな。
・もしも断ったら,しゅんやさんが怒るかもしれない。
みさきさんのことを考えている
・もしもしゅんやさんに貸したことが分かったらみさきさんが悲しむから,みさきさんに貸そう。
・みさきさんと先に約束したから,みさきさんに貸さなければいけない。
・しゅんやさんに貸してしまうと,ルールを守らないことになってしまう。
-教材の続きを読む-
○みさきさんの笑顔を見たとき,「ぼく」はどのようなことを思ったでしょう。
・みさきさんに貸せてよかった。
・しゅんやさんに思いきって言ったことは,間違ってなかったのだ。
・プレゼンテーションソフトを使い,教材提示を行う。
・教材を途中で止め,話し合う。
・心情円を使い,「しゅんやさんのことを考えている気持ち」と「みさきさんのことを考えている気持ち」について考えさせる。
・「今,しゅんやさんに本を貸しても誰にも分からないから,貸してあげてもよいのではないか」と,補助発問を行い,児童の気持ちを揺さぶる。
・教材の続きを読み,公平に振る舞えた「ぼく」の気持ちに十分に共感させる。最後に教材名を紹介する。
・誰に対しても同じように接することを「公平である」と伝え,「ぼく」は,公平に振る舞えたことを押さえる。
3.自分の学びを振り返る。
○誰に対しても公平でいるために大切だと思ったことや難しいと思ったことを振り返りましょう。
終末4.教師の説話を聞く。

(『道徳と特別活動』2025年6月号)

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