学習指導過程
| 主な学習活動と発問 予想される児童の反応 | 指導上の留意点 | |
|---|---|---|
| 導入 | 1.「正直,誠実」に関する経験について振り返る。 〇誠実な人とは,どのような人だと思いますか。 ・絶対に嘘をつかない人。 ・真面目な人。 ・真っ直ぐな人。 | ・導入時に「正直,誠実」に関する個々の考えをもち,共有することで,本時の方向性を示す。 |
| 展開 | 2.教材を読んで考える。 ①手品師が目指していることについて考える。 〇 どうして手品師は大劇場のステージに立てる日を目指しているのですか。 ・有名になりたい。 ・暮らしを楽にしたい。 ② 友人からの誘いによって悩む手品師の思いを考える。◎親友からの話を受けて,手品師はどのようなことを考えたでしょうか。 ・チャンスを逃したくない。 ・男の子を傷付けたくない。 【補助発問後】 ・自分の良心に嘘をつきたくない。 ・自分が男の子を裏切る存在でいたくない。 ・自分の信念を曲げたくない。 ・深く考えて後悔のない決断をしたい。 ・自分の中の誠実さを守りたい。 ③男の子に手品を演じる手品師の思いを考える。 〇手品師は,どのような思いでたった一人のお客さまの前で次々とすばらしい手品を演じていたのでしょうか。 ・自分の夢は諦めていない。 ・人を喜ばせる手品師でありたい。 ・喜んでもらえるうれしさを感じている。 | ・手品師が大劇場のステージを目指す目的について考えることで,友人からの誘いで悩む手品師の気持ちに共感できるようにする。 ・手品師が葛藤の末,小さな男の子との約束を守った理由に関する補助発問をすることで,この教材での誠実な生き方について考えることができるようにする。 ・手品師が目指していることについて再度問うことで,誠実な生き方や,誠実に生きることのよさについて考えることができるようにする。 |
| 終末 | 3.本時を振り返る。 〇「誠実」について,分かったことや考えたことはありますか。 ・自分に自信をもって生きていくことだ。 ・自分自身の行動を軽んじる生き方はよくない。 | ・ねらいとする道徳的価値に関する考えを記述させ,本時で気付いた道徳的価値のよさについて見つめることができるようにする。 |

(『道徳と特別活動』2025年6月号)




