
福島県いわき市立草野小学校 教諭
川崎 美穂子
学級担任
①評価資料の整理─道徳ファイルの活用─
今までの子供たちの発言やつぶやき、役割演技や話合いの様子を記録したメモや、ワークシートを基に、子供たちの変容を見とる。道徳ファイルには、一年間のワークシートが綴じ込んであるため、同じ内容項目での児童の振り返りなどを比較をすることに役立つ。
②教育課程、年間指導計画の作成
一月中旬に教科部による話合いと全体会議があり、それを受けて各学年で一年間の教育課程の反省と次年度の年間指導計画の作成をする。
今年度は教科書が新しくなり、新たに入った教材があった。教材を読まないとどのような内容か分からなかったため、今年度は教科書どおりに教育課程へ教材を入れていた。来年度に向けて、今年度の週案や実施案、別葉にメモしていたものを基に学年で話し合い、学校行事や学年行事で補充・深化・統合を図れるものに関してピックアップし、年間の教育課程に盛り込んでいくようにする。例えば、本校では三年生の十二月に、近隣にある聴覚支援学校との交流を行った。本市は現在、東京書籍の教科書を使用しており「耳の聞こえないお母さんへ」という教材がある。耳が聞こえないということについてあまり知識がないため、授業をしてもあまりイメージがわかなかったように感じた。しかし、十二月の交流後には、耳が聞こえない人がいるということを以前よりも理解できているようであった。この反省を生かし、来年度は交流後にその教材を位置付けるようにしたい。
③ 来年度の授業をスムーズに行えるようにするための引き継ぎ
教科書が新しくなり、教材は同じでも場面絵が異なるものが多くあった。毎時間、必要な場面絵を印刷して提示できるのが一番だが、授業をしてみて、欲しいと思った場面絵がなかったり、拡大したいと思った場面絵があったりした。その都度、道徳の年間指導計画へ記載したため、それを基に、必要だと感じた場面絵を学年間で相談し、次年度に向けて準備しておく。また、授業で使用したワークシートと黒板に貼った短冊などは、場面絵と一緒にファイルに保存している。作成したワークシートについては、共有PC内のフォルダにまとめておき、来年度もすぐに使用できるようにしておく。
●年度末カレンダー

(『道徳と特別活動』2025年2月号)




