【管理職】児童の主体性を伸ばす教育課程の編成

教職員への周知と次年度計画

 承認を受けたことを教職員で共有し、校務分掌ごとにカリキュラム・マネジメントの下、計画の作成を行った。特に特別活動部では、児童が主体的に児童会の運営に取り組めるよう、児童会目標の決め方や目標に向かって、各委員会の活動を具体化することについて見通しをもった計画の作成を指示した。
 また、研究推進部では、目指す児童像を「将来の自分のために、主体的に学び、互いに認め合い、支え合い、高め合う児童」とし、研究主題を「児童の夢に向かう力を育成するキャリア教育の推進」とし、研究を進めることとなった。「特別活動分科会」「教科領域分科会」「地域協働分科会」の三つの分科会に分かれて研究を進めるとともに、OJT研修として、キャリア教育の要である特別活動、特に学級活動について全員が研修する場を設定することとした。

保護者への周知と協力依頼

 教育課程届出と同時に、保護者会で今年度の振り返りと次年度の学校経営案について、説明を行うことにしている。今年度の教育活動を振り返り、児童の成長と課題について共有するとともに、学校経営への理解と協力を求めていくことができる。とかく、保護者の意識は学力の向上だけに向きがちだが、「学びに向かう力」の育成には、「主体性や協働性は欠かせないものである」こと、「教科学習だけでなく、学級活動や道徳での話合いや、総合的な学習の時間での探究学習が重要である」こと、「児童会活動やクラブ活動、学校行事での実践が欠かせない」ことを説明することで、保護者の理解や協力を得ることができる。学校経営を進めていくためには、教職員だけでなく、保護者の協力は欠かせない。保護者は、それぞれが様々な考えをもっているが、学校評価の結果や児童の変容を共有することで、学校経営への理解を促すことにつながっていると実感している。
 学校経営に取り組むためには、児童、保護者、地域、教職員の願いや思いを受け止め、児童に必要な力の育成を目標に、組織的、構造的な計画を立てることが重要である。令和七年度もその点を大切にして学校経営に取り組んでいきたい。

(『道徳と特別活動』2025年2月号)