【新設の内容項目】D[よりよく生きる喜び]をどう考えさせるか

主な学習活動○発問 ・予想される子供の姿◇働きかけ・意図
1青の洞門(写真)を見る。◇教材の関心を高める。
2授業の見通しを持つ。○了海はどんな生き方を選び、なぜそう生きたのか、実乃助はどう変わり、なぜそう変わったのか、二人の「生き方」を考えながら範読を聞いて下さい。◇ねらいとする価値に焦点をあて見通しを持つ。
3範読を聞く。
4了海の生き方について考える。○了海はなぜひたすら穴を掘り続けたのか。
・人を殺生した罪を償うため。(人々を救うことで)
○穴を掘り続けたら過去の罪は消えるのか。
・消えないけど人々の役に立ちたい。罪滅ぼし。
(問)穴を掘り続けたのは自分の自己満足ではないか。
◇IIの自覚に迫る



◇問い返し
5実乃助の心情の変化について考える。◎実乃助はなぜ敵討ちをやめたのか。
・了海のやり遂げたことに感動したから。
・一緒に掘っている内に同じ目標を持ち達成したから
(問)それでやめるなんて志の小さな生き方では?
※「はっとした」や「おきりなされ」は了海にまだ罪の意識がある事に気付かせ、私情より了海の思いや生き方の気高さに気付いた実乃助の心情を考える。
◇発問の前に江戸時代の武士にとって敵討ちをして家を再興させることがいかに重要なことか伝える。
◇実乃助の心情に変化を視覚的にとらえる。
6自己の生き方について考える。○特別に何かをしなくても「生きる」ことはできるのに、なぜ了海はこんな「生き方」を選んだのか。
○村人や石工たち、そして実乃助の了海に対する思いが変わったのはなぜか。
◇Ⅲの考えに迫る。
◇質問形式で2つ提示し自分の考えを書く。
7ふり返りをかく。「自分は『よりよく生きて』いるだろうか。自分の『よりよく生きる』生き方とは何か。」◇振り返りは自己の生き方について見つめ考えるよう視点を設ける。

(『道徳と特別活動』2024年10月号)