「道徳と特別活動」編集部に突撃レポート!

小学校の思い出と言うと必ず話題に上がるのは・・・
遠足。運動会。学習発表会。クラブ活動、係活動。入学式や卒業式。
友だちと力を合わせて頑張ったり、みんなで意見を出し合いながら何かを作り上げたりした、特別活動での体験が、大人になってからもずっと支えになっていると感じる人は、少なくありません。

今回、そんな【特別活動】を中心的に扱う教育誌があると聞いて、編集部を取材しました。
【特別活動】と【特別の教科 道徳】を二本柱としているそうですが、どちらも、最近特に重要性が指摘されている「非認知的能力」とも深い関わりのある内容です。
なんと、通巻450号を超える、伝統ある雑誌なのだそうです!

ゆめたまご

こんにちは!
今日は、【特別活動】と【特別の教科 道徳】を中心に扱う教育誌があると聞いてやってきました。
どうぞよろしくお願いします。

編集部

こんにちは!「道徳と特別活動」編集部です。
私たちは、小学校の先生方や教育委員会の先生方を対象に、
【特別の教科 道徳】と【特別活動】を二本柱とした定期刊行物を作っています。
1984年創刊の、とても伝統ある雑誌なんですよ。

ゆめたまご

1984年創刊!それはすごいですね。
どういった趣旨で創刊されたのですか?

編集部

利益度外視で良いから教育界に本当に資するものを作ろうということで、青木孝頼先生、成田國英先生を中心に、第一人者の先生方からご指導いただき創刊されたと聞いています。

趣旨については、それとつながってくるんですが、道徳や特別活動って、学校の教育活動の中で「本来の仕事」として取り扱われていないことがあるのではないかと、創刊号の巻頭言で青木先生が書かれています。
けれども、学校教育は、社会の一員としての望ましい生き方をできるような、人間性を育てることを目標にしているのだから、道徳や特別活動も、やはり「本来の仕事」なのである、と。

そんな道徳や特別活動の研究がより活発になることを願って、「道徳と特別活動」は創刊されました。