第3回目活動記録(担当:R)
文溪堂プログラミングサークル(以下、BPC)のRでございます。
おかげさまで大好評いただいているリレープログラミング、3人目を担当することになりました。
よろしくお願いします。早速、第2回で出た課題について、今一度確認します

① キャベツの葉があおむしに触れたら消える仕様にしたい。
② 葉のスプライトを1つにしたことによって「大きさを150%にする」プログラムが機能しなくなったのを修正したい。
③ 画面と平行に動いていた棒が、他を修正したことで「斜め」に降ってくるようになったものを直したい。
④ 蝶を飛び回るようにしたい。

以上4点の課題の修正と、ちょっとした遊び心もプラスしてリミックスしました。

修正点①について
→「葉があおむしに触れたなら」という条件を追加したことで1回目は消えた。本来は2回触れたら消えるようにしたかったが、できなかったので最終的に時間にした。
修正点②について
→これも①と同様に条件を追加することで、順々に大きく成長する様子を表現した。
修正点③について
→「コスチューム」にてイラストを中央に修正し、表示位置の座標を調整した。
修正点④について
→Scratch上にたくさんの作品がアップされているので、何か飛び回っている作品を検索しては「中を見る」を繰り返しプログラムを組んだ。
さらにプラスして
「背景」の色を変更するプログラムを組み、時間の経過を表現した。
修正点④の際には、「バックパック」という機能が役立ちました。
バックパック(Backpack)とは、Scratch 3.0の機能の一つである。これは、エディター内でスプライトやスクリプトなどをドラッグ&ドロップで簡単に保存・コピーできるものである。同プロジェクト内のスプライトをまたいだコピーはもちろん、プロジェクトをまたいだコピーも可能である。バックパックには、ステージを除くすべての要素をコピーできる。(Scratchwiki参照)https://ja.scratch-wiki.info/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF
つまり、バックパックとは、他のエディターの作品の一部を拝借できる機能なのです。
もちろん、取り込んだプログラムを再び修正することもできます。
(※ この機能を利用するにはログインが必要ですのでご注意ください。)
でき上がった作品は、こんな感じです。
https://scratch.mit.edu/projects/550937058/embed
※ 実際のプログラムはこちらからご覧いただけます。
→https://scratch.mit.edu/projects/550937058/
第3回を担当して感じた事は、何といっても「習うより慣れよ」の考え方が大切だということです。
今回初めてScratchで作品を作成しましたが、まずは手探りでもプログラムを組んでみることが、上達への近道かもしれません。
試行を重ねて一つずつ改善し,意図した動作に近づけるという過程こそ、まさにプログラミング的思考ですよね。今回に限らず、新たな作品にも挑戦してみようと思います。

完成した作品をサークルメンバーに紹介したところ、次のような意見やイメージが出てきました
・もっと「背景」を色々変更できそうかも。
・新たに「音」を追加してみたい。
・ストーリーをさらに発展させてみたら面白い!
・カーソルで操作できるようにしてみたら?
私も色々な想像を膨らませながら作成しましたが、サークル内で話し合うと、ますますイメージやアイデアが広がって楽しいです。
さて、次回(第4回)の担当は、我らがサークル長のKさんです。
今回の意見交換を踏まえてさらに作品をバージョンアップさせていきますよ。乞うご期待!

◆ 初心者がScratchでリレープログラミング ◆