新しい学習指導要領になって最も注目を集めているひとつに「プログラミング教育」があります。
そんな中、ふだん教材や教具の企画・制作に関わっているメンバーのうち数人が密かに集まり、プログラミングを学ぶサークルを結成したというウワサをキャッチしました。
なんでも、全員が「プログラミングまったく初めて」という人ばかりとか・・・?!
さっそく取材に行ってきました!


こんにちは!
BPC(文溪堂プログラミングサークル)のOです。
BPCとは、プログラミング初心者5人が集まって結成したサークルです。
みんなでプログラミングを体験しながら学んでいきたいと思っています。

おお〜!プログラミングを学ぶサークルを作ったんですね。
それは、どういう考えからなんですか?

「プログラミング教育」が必修化され、多くの学校ではプログラミングに関する授業が行われるようになりました。
しかしながら、その状況を知ってはいても、実際にプログラミングツールに触れる機会がなかったことに気が付いたのです。

なるほど!確かに、そういう大人は少なくないような気がします。
プログラミングツールはいろいろあるようですが、BPCではどんなツールを使うのですか?

「Scratch(スクラッチ)」です。
教育現場で使われている多くのプログラミング関連ツールの中でも、関心が高いツールです。

「Scratch」って、聞いたことがあります。
誰でも簡単に操作ができて、子どもや初心者にもおすすめのプログラミング言語なんですよね?

そうです。「Scratch」は、「ビジュアルプログラミング言語」と呼ばれるもので、主にマウスを操作してプログラミングをすることができます。
本来プログラミングは複雑なコードの入力を求められることが多く、難易度の高いものなのですが、「Scratch」なら、あらかじめ指示が記入されているブロックを組み合わせるだけで、複雑なコードと同じ意味をもたせることができます。
だから、タイピングが不慣れな子どもや全くの初心者でも、簡単にプログラミング学習に取り組むことができるんです。

へえ〜!面白そうですね。だんだん興味が湧いてきました。
でも、私だったら、自分1人でちゃんとプログラミングできるか不安な気がしちゃいそうです。

BPCの中でも、「興味はあるけど、どのように使ってよいか分からない」「一人だとちゃんとプログラミングできるか不安」といった声がありました。
そこで皆で協議の結果、メンバー全員で順番に「Scratch」を使い、リレー形式でプログラミングを体験することにしました。

それでは、活動記録を紹介します。
初心者たちが「Scratch」を使ってプログラミングをしたらどうなるか・・・?
温かい目で見守っていただけると幸いです!
BPC活動ルール
1 テーマをみんなで設定する。
2 1回目の担当者がたたき台を作る。
3 たたき台について意見交換し、改善の方向を見出す。
4 次の担当者が改善案を作る。
5 改善案について意見交換し、さらに改善の方向を見出す。
6 以下、4→5の繰り返し。

こんにちは!
今日は、プログラミングに関わる面白い取組が始まったと聞いてやってきました。
どうぞよろしくお願いします!